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![]() 自然出産・自然育児 |
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心や体にトラウマを残さない 自然なお産 | |||||
・安産の秘訣は、心と体をリラックスさせ、マイペースで産むこと ひと昔前まで、お産は、自宅や助産院でするのがふつうでした。 でも今は、99%の赤ちゃんが医療施設で生まれています。 ?高度な医療によって、それまでは助からなかった赤ちゃんや母親が救われているのは動かしがたい事実です。 だから、「万が一にそなえて」病院で産んだ方が安心だ。そう考えるのは当然でしょう。でも、お産はそれほど危険なことなのでしょうか? 健康な母親が健康な赤ちゃんを産む場合、お産にはそれほど危険はないはずです。 自宅分娩や助産院でのお産には、高度な医療設備はありませんが、管理された病院出産よりも、心と体をリラックスさせ、マイペースで赤ちゃんを産むのに適した環境だといえます。 心や体をリラックスさせて、自分のペースで赤ちゃん産む。 実は、これこそが、安産の最大のポイントなのです。 緊張をといて心身をリラックスさせ、体の声に耳をかたむけてください。 自分が今、なにをしたらいいのかが聞こえてきます。 陣痛が弱くなったときは、陣痛をうながすためにゆっくり歩き回るのがいいのか、それとも、体力をたくわえるために少し眠った方がいいのか、体が答えを選んでくれます。 娘を産んだとき、わたしは途中で陣痛が弱くなりましたが、少し眠ると、弱まった陣痛がしっかり回復してくれました。 お産は、マラソンとおなじです。 マイペースを守り、赤ちゃんのいのちのリズムにあわせて、ゆっくり走ってください。 それこそが、安産の秘訣だと思います。 |
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・病院出産のメリットとデメリット 病院出産に素晴らしいメリットがある裏で、デメリットもあるのではないでしょうか。 医師に管理された環境では、なかなか自分のペースでは産めないでしょう。 医師や看護師さんに見守られ、リードされながら安心して産んだ。という幸せなひとも多いと思いますが、なかには、意志疎通がうまくできずに緊張して体が固くなり、陣痛が微弱になってしまったというひともいます。 そして、あたりまえのように行われている会陰切開や陣痛促進剤の投与。 私は四回の自宅分娩を経験していますが、早期破水の大難産であった初産もふくめて、会陰切開の必要性はまったく感じませんでした。 早く産もうとしてムリにいきむと、会陰は裂けやすくなります。 子宮口が開くペースにあわせてゆっくりいきめば、ほとんど会陰は傷つきません。 もし、多少,さけたとしても自然に治ってしまいますし、裂けたところだけを後から縫えばすみます。 病院出産で会陰を切られたために、産後、痔になった、という声を多く聞きます。 |
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・分娩台で産む病院出産と、自由に動き回れる自然出産 自然な出産方法には、呼吸で陣痛をコントロールするラマーズ法、出産場所や分娩の姿勢を産婦が自由に選択するアクティブバース、そして水中出産があります。 病院では分娩台の上で産むことが多いと思いますが、腰骨を分娩台に固定される姿勢というのは、実は陣痛時の産婦にとっては、もっとも苦しいスタイルなのです。 これは、ほとんど拷問に近いといってもいいかもしれない。 アクティブバースでは、産婦は自分がいちばん楽な姿勢で赤ちゃんを産みます。 わたしはしゃがんだ姿勢や、腕と膝を床につき四つんばいの姿勢で産みました。 陣痛時に体を動かすことで痛みをにがし、動いたり歩いたりすることで赤ちゃんが産道に下がりやすくなって、お産の経過が自然に早まります。 ラマーズ法のように、お産の経過にあわせた呼吸は、陣痛のつらい痛みを緩和し、また深く呼吸をくりかえすことで、母体にも赤ちゃんにも酸素をたっぷり供給することができます。 水中出産は究極の自然出産かもしれません。水のなかに身を置くと、ふしぎなくらい陣痛が和らぎます。 わたしは陣痛時に自宅でぬるめの風呂に入り、陣痛をやりすごしました。 自分の動きたいように動いて、体の声に耳をすませて産む自然出産は、野蛮で原始的なお産どころか、痛みをにがし母体をリラックスさせて安産へと導く、素晴らしい出産方法だと思うのです。 ・心身にストレスのないお産 お産は女性にとって、人生のメインイベントのひとつです。 お産はやり直しができません。 赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、最高の安らぎと感動のなかで、聖なる瞬間を迎えてほしい!わたしは心から、そう願います。 しかし、不幸にしてお産が原因で、赤ちゃんの心身がストレスを受けたり、産婦の母体や心が傷つけられたりすることもあると聞きます。 薄暗い子宮になれ親しんでいた赤ちゃんにとって、まぶしいライトに照らされた分娩室に生まれ出るショックは大きいと思います。 昔から産屋は薄暗くしておけ、と言われました。そのほうがお母さんも赤ちゃんもリラックスできるからです。 病院出産は、管理されたお産です。それゆえに安心かもしれませんが、管理する医師のまなざしを重視したお産ともいえます。 妊娠は病気ではありません。 妊娠したら、すぐに主治医を決めて、あとはお医者様のいいなりにしていればいいというのは虫がよすぎるし、だいいち、もったいないと思います。 妊娠、出産は、いのちに目覚めるビッグチャンスです。 体の声に耳をすませ、自分の心を静かにみつめなおすチャンスです。 自分の体が、万物を生み出す大宇宙としっかりつながっている、もうひとつの宇宙であることを実感できる、またとないチャンスなのです。 心と体に真摯に向き合う自然出産は、いのちに目覚めるお産です。 直感をたいせつにしてください。 お産がはじまると、ドラッグで意識が変容するように、完全に意識がぶっとびます。 覚醒した意識と、高揚する感覚のなかで、女は一匹の野生のメスになり、体はどんどん、エロティックに開いていきます。 医療管理が進んだ病院出産では、なかなか自分の感覚に従ったナマのお産がしにくいのが現状です。 お産の主役は、赤ちゃん。助演女優がお母さんで、監督はもちろん、神さまです。 お母さんは、自分の体がもっている「産む力」を信じましょう。 |
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