
とりたてて、自然食とかスローフードと意識して食べているわけではありませんが、もぎたての畑の恵みや、海山の幸をいただいているうちに、食べ物のほんとうの価値は、値段やルックスではなく、食材のもつ生命力にあるのだということがわかってきました。
新鮮で野生に近いものほど、いきいきと力強い生命力をはなちます。
温室栽培のくだものや、農薬と化学肥料で育った野菜は、生命力も弱く、味や香りもうすくて、おまけに農薬特有のいやな苦味が口に残ります。
生命力にあふれたものを食べると、体がよろこんで元気になるのがわかります。
わたしは家庭的な能力にかけたダメ母ですが、美味しいものが食べたいから、子どもたちの体に悪いものを入れたくないからこそ、めんどうでもできる限り、食を手作りしようとこころがけています。
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